ささくれ診療室

ささくれをむいてもいいじゃないか

2023年上半期を振り返る

社会人になってはや4〜5年経ちました。基本的にすっからかーんの生活を送ってきましたが2023年上半期はなんやかんやいろんなことがありました。計画していたものも偶然の出来事も重なり重なり、珍しく随分濃密でした。

これからスーパーに行かなくてはならないので駆け足で振り返ってみます。

 

 

 

●オフ会行った。

昨年秋にマストドン繫がりでの初オフ会をして…あれ、まだ1年経ってない?!のか!!

今年もすでに2回オフ会した。

インターネットの海を飛び出してまで会いたい!!と思える人と会えるとはとても良いことですね。

マストドンで出会った人たちは、会社や地域といったリアルのコミュニティでも、趣味とか情報交換とか、なんらか目的があって参加するコミュニティでも、どちらでも出会えなそうな人たちだと思うので、有り難ぇよなぁ…とつくづく思います。他によくオフしている人もそういうものを求めているのかもしれないね。

あと私はそもそもあんまり友達がいなくて、住まいのエリアをこえてキラキラしたものを食べたり飲んだりしにいく機会がそこまでないので、そういうチャンスができるのも 嬉しいですね。

あの某鯖でとても有名な某店(伏せ過ぎでは?合法ですよ!!)にもご案内いただき行くことができたしね。知らん町の知らん店で知らん人となんかめちゃくちゃ美味いもの食べてる、なんか夢の中みたいな状況だなーと思った。やめらんねぇよな。

 

●わたしの書いた台本が舞台になった。

経緯と詳細は省きますが舞台になりました。芝居です。演劇です。

 

すごーーーーーく久しぶりに上演希望の連絡をもらって大層興奮した。生で観ることは叶わなかったのだが、ご厚意で映像を送ってもらい、やはり大興奮で観た。これはひょっとしたら台本を書かない人には伝わらないかもしれないし、台本を書く人でもしょっちゅう上演されていたらわからないかもしれないが、自分の作品が舞台になるのは死ぬほど興奮します。今のところこれを超える興奮を知らないかもしれないです。悲しい人生だな。でもそれくらい興奮します。

 

(自分の関わらない)上演とはふしぎなもので、好きに解釈され形にされるので、二次創作されるのに近い感覚もある。解釈違いは必ず起こる。ようわからん拘りのある人間ほど悶え苦しむ。苦しんだ。

しかし、そもそも戯曲(かっこいい言い方すぎて恥ずかしい)は上演されてナンボ、小説や短歌などと違ってそれ単体では鑑賞できない(と考えていいと思う)ので、「わたしの世界を顕現させてくれた…救世主か…?」みたいな気持ちにもなる。

 

何よりうれしいのは、ただただ独りよがりに書いていたものを、時間や手間(や金)をつかってまで芝居にしたいと思ってくれた、愛を持ってくれた人に出会えたということだ。

こんなに嬉しい承認ってないよ。

奇跡みたいなものですよ。

やめらんねぇよなぁ……

 

●付き合ってる恋人を両親に紹介したりされたりした。

大イベントなのだが、上記の芝居上演のあたりと並行で進んでいたので気持ちがそれどころじゃなかった。

私って恋人の両親に会うよりも台本が上演されることのほうがおおごとなのか? 悲しい人生だなと思った。

紹介といっても結婚ではなくて、

 

●実家を出た。

実家を出て彼氏と暮らすようになりました。

つまりは同棲開始で、それもまた人生の大きなイベントなんですが、彼とは非常に長い付き合いでお互いおおよそ性質をわかっていますし、むしろふたりともアラサーにして初めて親元を離れたので、そちらのインパクトの方が強いです。

 

感想は、眠い。

とにかく毎日眠い。仕事もまぁまぁ抱え込んでるし、家事効率が悪かったり、疲れているのに工程の多い料理をしたり、なんかもういろいろです。疲れているときほどサッと寝るということができずアレコレ予定を作ってしまうことがわかった。

寝る時間は遅くなるし、ベッドがないから背中痛いし、ベッド買っても組み立てるのがだるいし、布団も固いし、キッチンなんかずっと臭いし、洗面所も臭いし、なんか全部不完全でごちゃごちゃで、労力と達成感がつりあってない感じの日々。

 

生きるためにはいろんなことをしなくちゃならない。

自分は人間として随分不完全なものだったのだな、というのを毎日実感しています。

仕事でも使い物にならないことを、今になって痛感している。これまではなんだかんだそこまで気に病んでいなかったのだと思う。おそらく親の影響が大きい。家に帰って親に労われると、それだけでなんとなく自分が必要とされている感じを得られて、仕事でうまくいかないことも有耶無耶になっていた。

やっとここで、ひとりの大人としての形ができるのかなと思う。

足りないところばかりで考え出すと許せなすぎて周りの壁という壁をぶん殴って回りたくなる。でもできない。

暴れるとうるさいし、迷惑だし、ものを壊してしまう。

実際PCを壊した。

 

心穏やかに生きたい。

 

●新しいPCを買った。

そんなわけで壊れたので買い替えた。

謎のやる気でかなりいいやつを買った。その気になれば動画編集もできるかなぁくらいのスペックのを買った。

元々使っていたSurface Goは非常に持ち運びがしやすいのが気に入っていた。実家暮らしで暇だったのもあり、仕事帰りや休日によくカフェに行って趣味の作品を書いていた。

これからは家で作業すればいいから、とスペック重視でゴツゴツに重いノートを買ったんだけど、まぁ持ち運びはあんまり想定してない感じだけど、やっぱり家では捗らないぞと持ち歩いてしまってウゥ…となる。よくなっている。

 

●デケェ仕事が舞い込んできた。

入社以来ずっとやりたかったデケェ仕事に携わらせてもらってる。

ただ、デケェと思ってるのは私だけかもしれない。

千載一遇のチャンスとかではないし、それすらも手に負えなくなってて毎日無力感に打ちひしがれ泣いている。

でもやるしかない。

現在進行系でつらいのでここはあまり語りたくないです。

 

●忙しくないはずなのに忙しくて幸福なのに毎日キレそうだけど、ぴんぴん生きています。

結果が出ないどころか、ちゃんとした努力と呼べるようなことさえもできていない日々だけど、成長…というより今までとは違うものになっていってる感覚はある。

否が応でも変わらざるを得ないのだろう。

今は耐えるときと思って頑張る。

 

乗り越えた先に一人前の人間だなと今よりは思えるような自分と、誰かの役に立ったかもなという実感が待っていたらいいなと願いながら過ごしている。

 

そんなわけで、下半期もまだまだ荒れ狂うささくれですが、なまあたたかい目で見守ってやってください。