ささくれ診療室

ささくれをむいてもいいじゃないか

近況報告!2022晩夏~セルフ日報と親友法~

こんにちは、ささくれです。

夏、終わってしまいましたね。

社会人4年目、仕事の進捗をあげつつ心をすこやかに保つため、いろいろな対策を打ってきましたが、最近自分に合ったやり方を見つけて少しずつ調子が上向いてきたので、備忘録がてらにその報告をば。

 セルフ日報をつけはじめました

Googleフォームで、1日の勤務を振り返る簡単なアンケートを作成し、毎日帰りの電車で回答するようにしました。

とっても主観的



こんな具合で至ってシンプル。その日の気分と進捗を振り返り、詳細を書き添える欄と、その反省を踏まえて次回に活かせること、翌日に行うこと、を記述する欄があります。

 

「アンケートを送信する」という仕組みにすることで、だらだら振り返り続けることもないし、

必須項目は日付∔今日の気分・進捗の5段階自己評価だけなので、精神的ハードルも低い(自己評価さえつけてしまえば、ちゃんと詳細まで書きたくなるのです)。

 

まあ、はじめて一週間ですでに2日は帰りの回答をすっぽかしてますが、翌日にサクッと答えることで一応続いています。

 

 やってよかったこと

心が片付く感じがしますし、自分の目指すべき方向がはっきりしました。

今までは仕事でモヤモヤしたことがあっても、SNSなりネサフなり音楽なり無理やり別のことに切り替えて忘れていたのですが、

まあそれって、散らかした机の上のものをドサーッ!って床に落としてる感じなんですよね。

やっぱりお片付けって大事ですね、何事も。と改めて痛感しました。

 

「今日の反省を踏まえて次回に活かせること」の欄に、日々得た知見がたまっていくのもよいものです。朝出勤前に見直すと捗る…ような気がしています。

うまくいったのは、

  • なるべく優先順位でなく、サクッと終わるものから片付ける(5分、10分で終わる仕事は来た瞬間に、何事も鮮度が命)

目先のキモチイイことに何より弱い自分にとって、結局「今来た仕事を今打ち返す快感」を目的に据えるのが一番うまくハマりました。

  • ひとつの仕事が終わったら机を片付ける

これだけで頭の中も片付く感覚があります。重度の散らかし屋なので、この当たり前の事実にずっと気付いていませんでした。机の上と頭の中ってリンクするんだね。

 

しごく当たり前な事実ばかりですが、自分で腑に落ちるところまで来たことに意味があるのだと思います。今後も人間としてのレベルを少しずつ上げていきたい。

 

泣き反省とセルフ親友法

仕事で泣いた理由の振り返り

「セルフ日報」には、上記の内容のほか、任意回答の2ページ目を設けています。

「少しだけ泣いた」を作り忘れたまま今に至る

お恥ずかしい話ですが、ここ半年位、仕事中にかなりの頻度で(悪いときは毎日レベルで)涙を流していることに悩んでいました。

忙しすぎるとか、毎日のように叱られるとか、そういう困った労働環境でもなく、上司も同僚もみないい人……にもかかわらず、です。

幸い私の上司はSSR級の良い人なので、「泣くので気分が切り替わるなら、まあ、ええんちゃう」と言い、ダバ泣きの私にも普通に話しかけてくれますし、私も普通に答えていました(むしろ人と話している方が気が紛れて楽だったりしました)。

 

とはいえさすがに泣きが日常になるのはどうかということで、その日泣いたときのこととその理由を振り返るようにしました。

その後に設けたのが、「泣くに至った理由について、今振り返ってかけてやれる言葉」という欄です。

何かで聞きかじった方法で、何かには「親友に言葉をかけるつもりで考えるといい」とあったので、そうしてみました。

今書いていて、ソースも詳細も思い出せないので妙にモヤモヤしてきましたが、とにかく自分の正直な負の感情を書き出した後で、「自分がこの人の親友なら、どう返事をするか」を考え、優しく前向きな言葉を書き連ねるというやり方です。

 

どうなったか。

 

こんなことになってしまった。

そしてダバ泣きしました。

 

帰りの電車で、路上で、おもしろいくらい延々と泣き、そして妙にすっきりしました。憑き物が落ちたようとはこのことか。

そして上記のスクショの通り、この日(アンケート初日)の翌日から、勤務時間中に泣くことがめっきり減りました。

 

想像以上に効いてしまった……。

 

昔、面接で大泣きした会社の採用担当者に、「自分の過去の話をすると泣いてしまう」ということを伝えたときに「感情に名前をつけて、箱に入れてやるといいのかもしれませんね」といったような言葉をかけられたのを思い出しました。本当にそうだなあ、ということです。それにしても良い人だな、この人。結果その会社とはご縁がなかったわけですが、あの面接は本当に感謝しています。

今の会社でも面接でダバ泣きしましたが、うちの採用担当には「泣いたら周りの人が困るから克服できるといいよね」と言われ、いやもう本当にその通りだなあと思い、その真っ当さと誠実さに信頼を新たにしたものです。

なんとなく自分の中で象徴的で、忘れられない思い出です。これからもこの会社で頑張りたいと思います。

話がそれました。 

 

そんなわけで、私はこの「親友になったつもりで、自分のマイナスの感情に言葉をかけてあげる」という、確実になんらかソースがあったのに思い出せないやり方を便宜上「親友法」と呼び、今後も折に触れて取り入れていこう、と決めたのでした。

なお、良き親友になるポイントとしては「まず相手(※自分)の感情をそのまま認める」「いきなり客観的であろうとしない、寄り添うことを優先する」です。とはいえ、まだ親友としての経験値は低いので、今後も(泣くことが減っても)なるべくたくさん話をしていきたいな、と思っています。

 

私は自分のことが大好きだ…(めちゃくちゃ自己顕示欲が強いので)と思っていたのですが、実は自己顕示欲はそれとして、思ってたより自分のことを強固に否定してきたのかもなあと思ったりしました。

一番近くにいる自分を、自力でちゃんと労わってやらないとダメですね。勝手にやってるぶんには、誰にも迷惑もかけないし、非難されるいわれもないですしね。

元気よく愉快に生きていけるよう、今後も工夫していきたいと思います。

 

以上、ささくれでした。